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2017.10.27 Friday

2年目のハープ修行

ハープを弾くということは限りなく自分の好きな音に近づくということなのかもしれない。

思えば遠回りをしているものだ。
縁あってハープのレッスンを受けることになって2年目。
秋は「ハープ女学園」強化練習の季節。
去年は恐る恐る。そして今年はずうずうしく。
私のような初心者には10年早い!と言われそうな講座を欲張って受けました。
音符のないところに音を飾る。それは良き趣味の中での嗜みのようなもの。
だからセンスが良くなければダメでしょう?
ダメなものはダメねぇ・・と半分あきらめながらも私はそんな戯れごとが好きだったりします。
ディミニューションという、その戯れごとを分析して音にして耳で聴いて心で感じる。
仲間と音を重ねながら時間をかけて脳を使ってセンスを磨く。
☆10月14日(土) 〜10月15日 (日) Bクラス
16世紀スペイン、オルティスの理論書『ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏の装飾論ならびに変奏論』から。
和声を感じながらカデンツァの歌いかたを。リレーのように次々と音の中に酔いしれながら脳を使いました。
☆10月21日(土) 〜10月22日 (日) Cクラス
こちらは17世紀の装飾法の譜例集から音を分析すると歌い方や奏で方が見えてくる。
美しいマドリガーレがハープならではの美しさで響きあう醍醐味を味わいました。
優雅な中にもハードな時間。
ハードな中にも優雅な時間。
そして合間のおやつです。
甘いものを吸収します。


贅沢かな?と思ったのですが2週続けて受講することができて改めて内容の深さを感じました。
2週目は台風の最中。
外の豪雨はすっかり忘れて音色の中にいました。


 
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