地域に根付くということ
熊本のお墓参りから大急ぎで大分に移動。
夕方から始まっているリハーサルに間に合うべくレンタカー屋さんから車で会場へ送ってもらいました。
楽屋口を指定すると、ちょっとびっくりした様子だったので翌日の演奏会のために全国から応援が集まるのだと伝えました。
ホルンを見て、いかにも珍しそうな顔をしていました。
「僕たちは絶対に聴きに行かないけれど、このホールいいものやってるんですよね」
そうだよ!いいものなんだから聴きに来てよ!みんな頑張ってるんだからさ!
大分に住む友人は、もう何十年もここで演奏会を重ねながら地域に開かれた演奏会を目指しているのだと思うのですよ。
いつも工夫して見ても聴いても楽しいステージを演出しているのです。
絶対に行かないは悲しいな。
友人は還暦ということで赤いちゃんちゃんこ着せられていました。
そして翌日。5月14日は大分ウィンドフィルハーモニー第24回定期公演。
今年は地域に根付くことを意識しておおいたオペラカンパニーとのコラボレーションでした。
大分ウィンドの公演といよりはオペラのアリア名曲が次々と。
ガラコンサートのような演奏会になりました。
オーケストラではなくて吹奏楽で歌の伴奏をするので団員さんの苦労は並々ならぬものだったと思います。
改めてお互いの音を聴くことの重要さ。歌の歌詞に耳を開くことができたら楽しいよ・・・いろいろなことを思いました。
そんな話をしながらの酒盛り。ここでも第二世代が良い耳と感性で成長していることを嬉しく思います。
12月には千葉県八千代に、また素敵な仲間が集まります。
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